2020年2月19日水曜日

環境授業 BDFでESD(持続可能な開発のための教育)

今年度のESD(持続可能な開発のための教育)終了…

昨年夏前から僕の頭を悩ませてきた、
全五回(イベントも含めると7,8回)の講座が無事に終了しました。
最後は2/7,8(金土)連続で、
今年足掛け4年目の、
荒川区立第五峡田小学校4年生の環境授業と、
荒川区教育委員会とPTA連合会主催のPTA学習会。
同じテーマで子供向けと大人向けは中々ハードルが高かったです。
5年前、初期の頃はBDF(バイオディーゼル燃料)とは⁈がメインテーマで良かったのですが、
授業を聴いた後に子供達、
大人達が自ら何が出来るのか?!
と考えたら、
僕にはドンドン難しく、
ハードルが上がってきました…、
食肉に必要な穀物量や、
発電の仕組み、
廃食油運搬重量の体験、
BDF発電で映像や音響、コーヒー紅茶を楽しむ体験、
これらを五感フル活用で実感、お楽しみいただきながら…、
今だからこそ、SDGs、気候変動問題、海洋プラスチック等々を自分事としてとらえるためにはどうしたら良いのか…、
さらにその事を、
ペットボトル再利用の作業着(マイクロプラスチックの発生源!!)を着用して語っている矛盾もお話ししました。
しかも私達が住んでいる東京都荒川区は、
半径100m以内にコンビニが数件しのぎを削り、
そこで働いているご家庭もある…、
チェーン店はどんどん増えて、
地元経営のお店がシャッタ―を閉めていく…、
一見、関係ないようでも全てが繋がる今日的な課題。
私自身めちゃくちゃヘタレで自堕落な生活を送り続ける中で思うことは、
もはやSDGsや環境、気候変動問題は
「意識高い系」の人達の知的な会話ではすませれず、
我々庶民がいかに毎日、楽しみながら行動できるか…。
開催して下さった方々、
聞いて下さった、子供や保護者や、教職員、教育委員会、PTA関係者、皆様に感謝しつつ、
今後の生活に何かの変化やお役に立てればいいなぁ…、
と願っております。
参加されたPTAの方からは「うちの子の小学校でもやって欲しい!!」と何名からもお書き頂いたり、直接ご感想を頂けたので、有り難かったです。
みなさま有難うございましたぁ~~!!

黒田志保